2018年 06月 11日
サン・ジャン・ド・リュズ駅のホーム 左手に見えるのが、便座のないトイレの入り口です。 今回の旅の旅程は父が組んで、宿も選んでくれました。 バスクに3泊のうち、初めの2泊はミシュラン一つ星のオーベルジュ「L'Auberge Basque」 リュズは海辺の町ですが、リュズ駅からタクシーで20分位行くと、いわゆる「山バスク」。 広大な牧草地と民家があるばかりの丘陵地。 オーベルジュバスクの庭から。 オーベルジュバスクは、アラン・デュカス氏のもとで修業したセドリック・ベシャドさんというシェフが経営するオーベルジュです。 自身で古民家を購入し改修して、ホテル、レストランとして経営する企業家でありもちろんシェフとしてすごい、 (そして長身でイケメン!) といことで、期待が膨らみます。 本当に何気ない普通の古民家のようなたたずまいのエントランスのドアを開けると、 しばらくすると、レストランスタッフらしき人がやってきて、 鍵をくれて、朝食の希望時間を紙に書いてどこかに置いてね、 みたいな事を言って去ってゆきました。 荷物を運んでくれる人もあらず、ちょっと戸惑いましたが、暫くするとなんとなく様子がわかってきました。 レストランが主体でレセプションに常駐するスタッフがいないよう。 でも、ホテルとしても十分に心地よい施設で、そういう意味でサービスもとてもよかったです。 レセプションの窓から見えるキッチン。 この奥に本格的な厨房があるよう。 部屋は2階のファミリールーム 本格的なキッチンとリビング、ダイニングにベッドルームが2部屋 ウェルカムドリンクのフレッシュジュースと バスク地方の郷土菓子であるマカロンを届けられました。 ひびの入ったしっとりしたマカロン。 こちらが元祖マカロンで、 日本で普段見るあのマカロンは比較的新しい「マカロン・パリジャン」というそうです。 フランスの人はどうやって観てるんでしょう。 ディナーは8時からということで、 バスクまで来てドラえもんを見ていても仕方ないので、散策。 スカッシュコート?と思いましたが、これは「バスク・ペロタ」という手で壁に向かってボールを打つ競技のコートのようです。 町の中にも屋内コートを見かけました。 スポーツが盛んな地域でもあるようです。 ホテルの庭 8時とはいえ、まだまだ明るい。 モダンながら温かみのあるデザインです。 すぐに満席になりました。 75ユーロで前菜2皿とお魚、お肉の4皿のコース フランスの田舎で4皿のコースなんて食べられるのか? と思いましたが、ちょうどよかった。 とても美味しい。 どれも奇をてらったようなものはないのだけれど、 どれも今まで食べたことのないような新鮮な驚きのあるお味でした。 素材の味が生きていて、お出しもしっかり効いています。 盛り付けもそうですが、日本料理のテイストも感じました。 日本風のもの、特注で造ったであろうオリジナリティのあるものまで様々な取り合わせで飽きません。 長身でイケメンでなんといっても優しそうなお方。 この付け合わせのポテトのことを力説してはりました。 そして、朝食 Petit Déjeune いわゆるコンチネンタルスタイルのシンプルな朝食ですが、 パンやヨーグルト、ジャム、バター、ジュースがどれひとつとっても、香りが良くて、しみじみ美味しいです。 そして、この朝食の乗ったプレートが面白かった。 お盆兼ねていて、サービスの人が二人分を乗せて運んで置いてくれます。 サイズがテーブルにぴったり。 このために造ったに違いないわ・・・? 隣のテーブルに、バルセロナから車で来られたという旅慣れた日本人のご夫婦がいらして 昨晩の夕食や旅の情報交換で盛りあがりました。 メーデーに備えて、買い物は今日のうちに、 というアドバイスを頂いたので、 町へバスク観光と買い物へ。
by eight-ten
| 2018-06-11 00:27
| 旅
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