2017年 10月 18日
また暫くぶりの更新になってしまいました。 今さらですが、GWフランス旅行の続きを。 もう秋やん。 朝、ボルドー Bordeaux St Jean駅 駅舎と電車と姉 日当たり抜群のボルドー駅ホーム からの、リボーン GARE DE LIBOURNE 駅へ ここからタクシーで、サンテミリオン村へ向かいます。 でも、タクシー乗り場にタクシーが常駐するシステムではないようで、電話で呼ばなくてはなりません。 早朝にもかかわらず、お姉ちゃんはタクシーを呼ぶことに成功。 30分ほどで、サンテミリオン村の中央部に到着。 石灰石の山にできた村です。 中世から地下空間が石灰岩の地盤を掘って造られ、各シャトーは地下で繋がっています。 大戦時、ドイツに占領された時は、ワインとユダヤ人を隠す場所となったそうです。 ワイン庫である地下洞窟がボルドーまで続いているそうです。 宿泊は、村の中央の広場に面したホテル。 とっても素敵なホテルなホテルでしたが、斜面地に建つ為、外観の写真はほとんどありません。 シャトー見学ツアーの予約を日本でしていくのを忘れてしまい、 ホテルで相談してみたら、二軒のシャトーを紹介してくれました。 ボルドーのワイン取引には古くからネゴシアンという独特の職業が重要な役割を果たしています。 今回はこのネゴシアンさんがそれぞれのシャトーを案内してくれることになりました。 幸運なことに、ワインの製法や、ワインビジネスについて詳しくみっちり聞くことになりました。 1件目は、熱心な研究者風のネゴシアンさんに案内されて、84歳のマダムが守るシャトーへ。 お住まいにワイン醸造場やワイン庫があります。 ワインの製法から、貯蔵、販売手法、ボルドー地方の歴史や文化など、丁寧に丁寧にお話してくれました。 英語でしたが、私にわかったのはたぶん20%くらい(泣) ワイン醸造所とはいえ、工場のはずですが、そこで製造作業がされているとは信じがたいほど、清潔で静謐な空気の漂う場所でした。 2件目は、ニヒルなビジネスマンふうネゴシアンさんに、ワイン畑へと連れ出して頂きました。 有名ブランドの畑や新進の栽培家の畑など、さまざまなバックグラウンドの畑の説明を聴きながら歩きます。 普段、建物を見て歩くことはあるけど、畑見て歩くのは初めての経験。 ぶどうの栽培方法から、世界のワイン市場のお話まで、こちらのネゴシアンさんのお話も楽しい。理解率20%でも。 そして、見学のあとは、ネゴシアンさん、それぞれのお店で試飲とお買い物の時間です。 この見学は一般の観光ツアーのようなものではなく、ネゴシアンさんも案内料というものはとられない。 ホテルでも金額の説明もなかった。 ・・・もしかして、とってもお高いワインを買わなくてはならないのかしら、と高級ブティックのようなワイン店のバ―カウンターに座るころには不安になりました。 が、試飲に薦めてくださったのは、30ユーロ~100ユーロくらい。 ほっと安心しました。 ネゴシアンさんたちは案内しながら、自分が喋るだけでなく、 「日本では、どんな仕事をしているの?」 「普段はどんなワインを飲んでいるの?」(えっと、チリワイン・・・) と、私たちのこともリサーチ済み(笑)。手の届く範囲のものをすすめてくれました。 ) 両親と姉と私の3家で3ダースほどのワインを買い込みました。 2ダースは航空便で、1ダースは手分けして持ち帰りました。 ) ちなみに、1ダースの日本までの送料は12000円。 手持ちで重くて大変な思いをしたり、飛行機で重量制限にひっかかることを考えると、送ってしまったほうが賢明でした。
by eight-ten
| 2017-10-18 01:43
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