2016年 01月 31日
香里園の聖母女学院(A・レーモンド設計)と、八木邸(藤井厚二設計)の見学会に参加しました。 聖母女学院は今年81才になる母の母校。 校舎を歩く女子生徒に母の幼き日の面影を重ねて想像してみたりして、 ひとりタイムスリップしたような気持ちになりました。 昔は修道院が併設されており、シスターによる厳しい教育の話を母から聞いてましたが、今は普通にスーツ姿の男性の職員さんがうろうろされていました。 説明してくださった先生の話によると、A・レーモンドは、本当は、コンクリートの打ちっぱなしの荒々しい建築を造りたかったようですが、施主側の意向で、少しスパニッシュな様式のかわいらしい(?)ものに変更されたようです。 八木邸は、写真撮影はOKでしたが、ブログアップは不可。 HPはこちら。 つい2年前まで現在のご当主のお姉さまが実際に住んでおられ、驚くほど建築当時の姿が保たれてあります。 この日は、応接間で松隈先生ご兄弟による講演会が行われました。 貴重な文化財である八木邸を保存活用していく為に、「八木邸倶楽部」というボランティア組織が作られ、私の同級生が事務局長として頑張っています。 申し込み制で見学ができます。要相談ですが、なんらかの催し会場としてお借りすることもできるようです。 京阪香里園駅から徒歩5分の閑静な住宅街にあり、聖母女学院までも徒歩5分程度と好立地。
by eight-ten
| 2016-01-31 00:56
| 建築・アート
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