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2015年 12月 20日

パリへ

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旅の最終目的地、というか、パリに戻りました。
初日に宿泊した同じホテルにチェックイン。
リュクサンブール公園のそばで便利がよく、こじんまりした快適なホテルです。
近年、両親が気に入って定宿にしています。
カルチェラタンにも程近くて比較的治安がよく、なにより近くに大きなスーパーと美味しいベトナム料理店があるのがポイントだとか。
パリへ_d0224487_1151594.jpg

パリに到着した日の夕食はそのベトナム料理店へ。
うちの家族は旅先でも日本食が恋しくなることはありませんが、
メニュー選びに恐怖を感じることなく、ほどほどの量の美味しい料理を何種類も注文してテーブルに並べ、めいめいが好きなものを好きなように取り分けて食べる、アジアの食事のスタイルがこれほどほっとするものかと実感しました。
食べるのに夢中で写真はありません。
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遠い思い出だけれど、この前に私がパリに行ったのは、海外初一人旅。
当時、イギリスに留学していた妹をロンドンに訪ねたあと、一人でパリに入りました。
ルーブルやオルセーを観て、ノートルダム、カルチャラタン、モンマルトル、シャンゼリゼを歩き、おしゃれしてサントノレ通りで買い物、という典型的なパリ観光3日間を過ごしました。

パリへ_d0224487_1173180.jpg

その時は、空港近くのパリ北駅で地下鉄詐欺にあい(未遂)、旅行会社に手配を任せたホテルがあまりにひどくてトランクを抱えて飛び出し別のホテルを探した。
帰国は台風で飛行機の便が乱れまくり、なぜか、台湾の高雄空港の建設中のターミナルに到着してそのまま工事現場で缶詰になり、翌日は、香港の空港に1日缶詰。帰国が2日も遅れてしまったトラブル続きの旅だった。


今回はすでにトランクはワインで一杯で、買い物の余地はゼロ。
ぶらぶら街歩きに費やしました。

パリの街の第一印象は、
「みんななんて厳しい表情をして、急いでいるんだろう。」
たった数日間ですが、フランスの豊かな自然に恵まれた土地を廻り、ほんわかした柔らかい表情の人ばかり見てきたからなのでしょう。
環境が人の風貌にここまで影響するのだということを実感しました。
ちょうどパリのテロ事件の2か月前でした。
今現在は、あの街のひとたちがさらに厳しい表情で危険を感じながら生活していると思うと、胸が痛みます。
自分達も同様の危険にさらされる可能性が大いにあることを心せねばならないはず。
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by eight-ten | 2015-12-20 01:45 |


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