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2014年 12月 01日

伊勢から犬山へ

あくる日は新嘗祭という日に、伊勢神宮へお参りに。
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初めて来たのは、小学校の修学旅行。
霧にけむる太い杉の木立が印象的でした。
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d0224487_1523199.jpg五十鈴川で身を清めて


以来、何度も来ていますが、
その時によって、テーマはさまざま。
印象に残る景色もいろいろ。

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今回は、昨年に式年遷宮が終わったばかり、と言っても、それは、メインのお社の話で、まだまだ多くのお社が遷宮の途中です。
神宮では、一年と通して様々な神事が行われていますが、中でもこの新嘗祭が最も重要な行事だそうです。
建て替えられてばかりの、真新しい、清々しいお社のあちこちで、新嘗祭の準備がされていました。
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遷宮館でのレクチャーを聴いて初めて腑におちることがたくさん。
日本は瑞穂の国。
新嘗祭は、毎日、おこめのごはんを頂くことをなにより大切にしてきた私たちが、年に一度の収穫の季節に、天に感謝して、新穀を口にする日。
その祭祀のために、天皇陛下(の代理の皇族)が神宮入りされている。
そして、神宮の建物は、お米を貯蔵するための倉。
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米倉?
唯一神明造の内宮正殿。棟持ち柱とか、掘立て柱とか、建築史に出てくる様式にばかりとらわれて見ていたけど、それはまさに食物の貯蔵用の高床式の倉でした。
遷宮の意味や目的もさまざまな説を聴いてきましたが、今までで一番納得できました。
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d0224487_1564522.jpgむこうで微笑んでいるのは、サチコさん
夜は、犬山のからくり人形のデモンストレーションを見て
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翌日は、国宝の茶室「如庵
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織田有楽斉によって、京都の建仁寺に作られました。
後年、三井家の所有となり、東京の三井本邸へ。
その後、大磯の三井家別荘へ移され、今は、名鉄の所有となり、名鉄犬山ホテル内にあります。
建物なのに流転を重ねた数奇な運命。
国宝茶室三名席のうちの一つです。
あとの二つ、大山崎の「待庵」は、事前にハガキで申し込んで時間指定され、外から見るだけ。
大徳寺の「密庵」は、非公開。
対して、この「如庵」は予約は必要ですが、中に入り、説明を聞きながら、ゆっくりと時間を過ごすことができます。
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それは、オーナーの名鉄がおおらかなのでしょうが、織田信長の弟でありながら戦乱の世でしなやかに生きのびた織田有楽斉という人が、かなりおおらかな人だったんだろうなと思えるような、気持ちよい茶室でした。d0224487_2521151.jpg

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by eight-ten | 2014-12-01 02:29 | 建築・アート


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