2012年 07月 11日
この夏一番の暑さの今日。 朝から植木屋さんが来て、家の伸び放題だった庭木や雑草をさっぱりと刈り込んでくれた。 そのあと車を飛ばして神戸へ。 関西ユダヤ教団のシナゴーグへ見学に行った。 シナゴーグは、日本では 北野町の一角にひっそりとたたずむ礼拝堂。 正面の幕の中にはトーラー(教典)が収められている。 幕の上の石板にはモーセの十戒。 礼拝堂の一角にパーティションで区切られた女性席がある。 女性席から見るとレース越しにこんな感じ。 男性は女性が目に入るとお祈りに集中できなくなるので、女性は隔離されているんだとか。 金曜日の午後にはたくさんのユダヤ教徒が集まって、礼拝や食事をする。 リーマンショックで人数は減少したものの、現在は30家族100人程度の人びとが形成する関西のユダヤ人コミュニティにとって大切な場所。 開国以来の神戸とユダヤ人の長い歴史において、ナチス時代の杉浦地畝さんのいわゆる「命のビザ」が果たした役割も大きかったと言われている。 シナゴーグを後にして、 加納町のフロインドリーブでランチ。 かつて教会だった建物が今はカフェとショップとして使われている。 カフェとしては素敵な空間だけど、一番神聖な場所が厨房になってたりして、ちょっと寂しい。 市役所に寄ってから、 美容室で伸び放題だった髪をさっぱりと刈りあげてもらった。 庭も頭もスッキリして、 さあ、夏本番。 夏バテしないでがんばっていこうね。 寝てたのにカメラ目線をありがと。
by eight-ten
| 2012-07-11 01:36
| 建築・アート
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