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2016年 10月 03日

いざ うたわん

エイトの突然の旅立ちからちょうど1カ月の昨日、
久しぶりに仕事以外で外出しました。
神戸文化ホールで行われた母校高校のOBオーケストラの定期演奏会へ。
今回はオケにOB合唱部も共演でした。
指揮はOBの朝比奈千足さん。
演奏会の最後は会場全体で、「サリマライズ」の大合唱。
舞台上のオーケストラの奏でる音と客席の最後列にならんだ合唱団の声に包まれた幸せなひと時でした。
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「サリマライズ」は在学中ことある毎に合唱した曲です。今でも同窓会や演奏会では必ず歌われます。
音痴の私は、音楽の盛んな高校の音楽イベントは肩身が狭く、クラス対抗合唱コンクールでは3年間口パクで通しましたが、この美しい「サリマライズ」だけは大きな声で遠慮なく歌えた大好きな曲でした。

「サリマライズ」 オランダ民謡 森田久男作詞、中村仁策編曲

わがもと はなれ さりゆける
なつかしき 友よ
今 ふたたび かえりきたる
われらの もとへ
ああ なつかしきかな
いざ うたわん
うるわし花は野に山にみち
小鳥も 歌う
小川のせせらぎも楽しげに
われらと 歌う

編曲を担当した中村仁策氏は、神戸中央合唱団の指揮者として戦後活躍された方ですが、
第2次大戦でシベリア収容所に抑留されており、オランダ兵たちが歌うこの曲をタバコの紙に書き留めて戦後に日本へ持ち帰ったとのこと。
多くの日本人がシベリアで命を落とす中、無事に故郷へ帰りつき家族や友人と再会を果たした喜びをこの曲に託して歌ったものだそうです。
私の母方の祖父もシベリア抑留兵。そして、祖父も懐かしい故郷の地を踏み家族と再会を果たせた一人です。この曲はシベリアで祖父の耳にも聞こえていたかもしれません。

今の私には、いつか必ず、美しい天国でエイトと再会できる、
その時を本当に楽しみに、
そんな前向きな詞として胸に沁み込みました。
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歌って、なんだかすごくすっきり、さっぱり、しました。
さらに演奏会の後、懐かしいやさしい友人たちとのひとときでパワーを頂き、

さあ、こんどは、うたって踊らなくては。いや、舞わなくては。
10月15日 横浜能楽堂へ。
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by eight-ten | 2016-10-03 17:07 | Comments(0)


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